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子宮頸がんってどんな病気?

子宮頸がんとは 

子宮頸がんは子宮頸部にできるがんで、日本においては年間約1万人が罹患し、約2,800人が死亡しています。また近年、患者数・死亡者数とも増加傾向にあります。特に30~40代でのがんが増加しており、他のがんと比べても若い世代に発生することが多いがんです。
また、子宮頸がんは浸潤がん(周囲の組織に入り込んだ状態)になるまでは症状がないことが多く、そのため定期的な検診が必要になります。

 

子宮頸がんの原因

子宮頸がんの95%以上は、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が原因です。HPVはヒトにのみ感染するウイルスで、主に性交渉を介して感染します。ただし、HPVは自然界に普通に存在するウイルスであり、性交渉の経験がある女性のうち50%~80%の方はHPVに感染しているとされています。つまり女性も男性も性交渉の経験があればほぼ誰でも感染していることになります。
また全てのHPVががんを発生させる訳ではありません。HPVは現在200種類のタイプが知られており、その中にがんに発展させやすいハイリスク型と尖圭コンジローマやイボなどの原因となるローリスク型があります。そのためハイリスクHPVに感染した女性の一部が将来子宮頸がんを発症することになります。ハイリスクHPVの中で、HPV16型、HPV18型は特にリスクが高く、進行のスピードも速いと言われています。HPV16型と18型に関してはワクチン接種を行うことで予防することができます。

 

子宮頸がん予防ワクチンと子宮頸がん検診

子宮頸がんでは予防ワクチン接種を行いHPVに感染しないこと(一次予防)、がん検診によるスクリーニングを行い、がんに進行する前の異形成を早期発見すること(二次予防)が重要です。早期発見ができれば、子宮を失うことや命を落とすことなく完治させることが可能です。

 

子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)について

 

HPVに感染してから子宮頸がんに進行するまでの期間は、数年~数十年と考えられています。
HPVは感染後、まず異形成と呼ばれる前がん病変をつくります。異形成は経過観察が可能な軽度ものから手術が必要な高度なものまであり、軽度から徐々に高度に進行します。異形成は症状がないことが多いため、子宮頸がん検診を行わないと発見することができません。異形成に気がつかないまま放置すると命に関わる子宮頸がんに進行することがあります。厚生労働省では20歳以降の女性は2年に1度子宮頸がん検診を受けることを推奨しています。残念な事に日本の子宮頸がん検診受診率は40%台と低いのが現状です。福岡市に住民票がある方には20歳時に無料クーポン、その後2年毎に割り引きクーポン券が送られていますので上手に利用して子宮がん検診を受けましょう。

 

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